プレスリリース

2020年12月2日 19時55分

ワイズグローバルビジョン株式会社

ワイズグローバルビジョン株式会社、沖縄製造業として大型輸出となる、海水淡水化装置のベトナム向け案件を約1.5億円で受注

組織

国内外で注目される小型淡水化装置95台輸出を発表

ワイズグローバルビジョン株式会社(本社:沖縄県うるま市 以下当社)は、2020年8月、小型海水淡水化装置「MYZ E-250」のベトナム向け輸出案件を大手水処理プラントメーカーより総額約1.5億円で受注しました。2020年10月に初出荷を終え、2021年3月にかけて順次出荷を継続していきます。

当社は、毎年のように水不足で悩まされる沖縄県発の企業として、小型分散型水処理機器で世界中に水のマイクロインフラを構築するというビジョンに基づき、導入が容易な小型海水淡水装置の開発に着手し、沖縄県ものづくり振興ファンド有限責任事業組合による出資および沖縄振興開発金融公庫等による貸付といった資金面の支援を受けながら、小型海水淡水化装置の製品化を実現しました。

当該案件は日本を代表する大手製造業企業からの受注であり、かつ、その受注額は沖縄の機械類及び輸送用機器の令和元年年間輸出額の2.4%相当にあたります。これは、当社製品の市場性の大きさ、および、沖縄県が掲げる「アジア経済戦略構想」の重点戦略の1つである「沖縄からアジアへとつながる新たなものづくり産業の確立」に対して当社製品が貢献できる可能性を示す大きな一歩になります。

 今後も、当社は小型海水淡水化装置をはじめとした浄水装置により、世界中のあらゆる水不足の課題の解決に邁進してまいります。


●海水淡水化装置MYZシリーズ   

海水からでも真水を造れる小型の淡水化装置。MYZシリーズは海水から脱塩、塩分除去するだけでなく重金属などに汚染されている水や泥水なども濾過(ろ過)し、厚労省が定める水道法の水質基準までクリア出来る程、キレイな真水に変えることが出来る万能な浄水器です。津波などの被害が予想されるエリアでの防災備蓄だけでなく、持ち運べるほど小型なので、漁船やプレジャーボートなどの船舶への搭載、土木工事や宿泊所など沿岸や河川近くでの大量の水を確保したい時にも御使い頂けます。
(写真:MYZ E-40)


●ワイズグローバルビジョン株式会社

所在地  沖縄県うるま市勝連南風原5192-47
役 員  代表取締役 社長 柳瀬善史
     取締役会長兼CTO 大嶺光雄
​     取締役CFO兼 管理部長 早稲田幸康
設 立  2012年9月20日
H P    https://ysgv.jp/products/op