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2020年8月11日 8時00分

Skuchain, Inc.

SKUCHAIN社のEC3プラットフォーム(ブロックチェーンベース)を活用したECOシステムの本番稼働を、三菱商事RtMジャパン株式会社が開始

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2020年8月10日(カリフォルニア州サニーベール) - Skuchain, Incは本日、三菱商事の完全子会社であり、金属資源全般を総合的に取り扱う金属商社である三菱商事RtMジャパン株式会社(三菱商事RtMジャパン)との共同プロジェクトとして、貴金属取引に於けるシステム「ECO」の提供を開始したことを発表しました。ECOは、Skuchainが独自に開発したブロックチェーンベースのサプライチェーンマネジメントとファイナンスのためのEC3プラットフォームを利用しています。 三菱商事RtMジャパンは、同社の顧客やサプライヤーの一部に参画して頂き、ECOを今後より広いネットワークに拡大していきます。

ECOは、お客様との請求書と成約確認書の送付、確認、署名、管理といった取引全体をデジタル化することにより、成約確認が効率化され、さらにはどこにいても処理を行う事が可能となります。貴金属業界に於いて、サプライヤー、商社、実需家が各々で管理していた地金・成約情報を、今後はECOで顧客と三菱商事RtMジャパン間で情報を共有して、双方の業務効率化を図ります。先ずは、1st PhaseとしてECO上で成約確認書・請求書を電子媒体でやり取りします。COVID-19パンデミックのような外部要因からの混乱を避け、そのような状況下でもビジネスを継続する革新的な方法を模索する中で開発が開始されました。

貴金属業界におけるサプライチェーン上の課題を解決するために、定期的な機能追加の実施を予定しています。ECOの機能が拡張されていき、多くのデータがブロックチェーン上で共有されると、より機密性の高い情報に対するプライバシー管理が必要となりますが、Skuchain社の項目レベルの暗号化を用いたデータ共有サービスにより機密性を細かく維持しながら、データのやりとりが可能となります。

三菱商事RtMジャパンは積極的に最先端のソリューションを業界に提供する事を目指しており、本プロジェクトは重要なマイルストーンになります。Skuchain社は、本プロジェクトにおける三菱商事RtMジャパンのブロックチェーンパートナーであることを光栄に思っております。

Skuchain社からの引用
ECOは価値の高い企業間取引にブロックチェーン技術を利用する上で、大きなブレークスルーとなります。このようなプラットフォームを実現するためには、三菱商事RtMジャパンのような企業のビジョン、決意、規模が必要でした。EC3プラットフォームが三菱商事RtMジャパンのビジネスを変革し、長期的なビジネスの成功をサポートできることを期待しております。
- Skuchain社の創設者兼CEOであるSrinivasan Sriram氏

三菱商事RtMジャパンからの引用
ECOはお客様に直接共有されるデジタルネットワークを構築するための全く新しい挑戦です。デジタル上での取引書類確認は第一歩であり、お客様とのチャネルとしてECOを最適化していきます。ECOを通じてお客様に新しいソリューションをご提供できることを嬉しく思います。
- 三菱商事RtMジャパン新規事業・DX室 室長 長島健仁氏

Skuchain社について
Skuchain社は変化の激しいサプライチェーンを支えるブロックチェーンサービスを提供する企業です。EC3プラットフォームは、サプライチェーン上のデータと資本を活用して柔軟性とレジリエンスの最適化を実現するバリューチェーンを強化します。ソリューションはアジア、欧州、米国の鉱業・鉱物、食品・農業、電子機器、自動車、金融の各分野で採用されています。詳細はwww.skuchain.comをご覧下さい。

三菱商事RtMジャパンについて
三菱商事株式会社の完全子会社である、三菱商事RtMジャパンは金属資源全般を総合的に取り扱う金属商社です。
 
企業情報
企業名 Skuchain, Inc.
代表者名 Srinivasan Sriram
業種 情報通信