プレスリリース

2022年2月15日 11時00分

篠田修税理士事務所

【「生前贈与」に関する団塊ジュニア世代の意識調査】生前贈与廃止の可能性を目前に、親の老後資金に9割が不安を実感、そのうち55.6%は「親と老後資金の話ができていない」実態

科学

〜LINEでできる老後資金シミュレーションサービス、「贈与や相続のことについて話し合うきっかけになる」と期待の声〜

 篠田修税理士事務所(東京都世田谷区)は、40~50歳で、親がご存命であり、かつまだ贈与を受けていない方111名を対象に、「贈与」に関する子の意識調査を実施しましたので、お知らせいたします。

  • 調査サマリー

 
  • まとめ
 今回は、40~50歳で、親がご存命であり、かつまだ贈与を受けていない方108名を対象に、「贈与」に関する子の意識調査を実施しました。

 まず、今後のライフイベントを考慮した上で、16.6%の方が「親からの資金援助に期待している」と回答した一方で、そのうちの55.6%は、資金援助について実際に親に打診をしたことがないことが明らかとなりました。資金援助の打診を言い出せない理由は、「親に頼ったらいけないと思っているから」が50.0%で最多の結果となりました。

 また、56.5%が「親の老後資金に対して不安を感じている」と回答し、具体的には、「老後資産が残っているかどうかが不安」(65.6%)や「老後資産の必要額がわからない」(42.9%)などの声が挙がりました。他にも、「突然の出費に対応できない」や「貯蓄できるほど余裕がない」という意見も寄せられました。

 一方で、「親の老後資金」に不安を感じている人の約9割が、実際に親の老後資金について親と話し合っていないことが判明。そこで、「親の老後資産について簡単にシミュレーション、LINEでやり取りできるサービス」について意見を求めたところ、約3人に1人が「親の老後資金の不安解消につながる」と回答し、57.1%が「このサービスの活用により、親の老後資金や贈与のことを話すきっかけになると思う」と興味を示しました。

 今回の調査では、老後2,000万円問題でも話題となった「親の老後資金」を不安視してか、親からの資金援助に期待できないと考える子世代が8割強を占めていることが分かりました。また、漠然と危機感を感じているものの、実際に親と老後資金について話し合っていないケースがほとんどで、なかなか話題にしにくい実態も明らかとなりました。話しにくいとはいえ、お別れは突然訪れるもの。法改正の前にやっておけばよかったと後悔しないために、「スマート相続」などのカジュアルなサービスを活用するなど、家族で贈与や相続のことについて話し合うきっかけを作ることから、始めてみてはいかがでしょうか。
 
  • 調査概要
調査概要:「贈与」に関する子の意識調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年2月2日〜同年2月4日
有効回答:40~50歳で、親がご存命であり、かつまだ贈与を受けていない方111名
 
  • 今後のライフイベントを考慮した上で、親からの資金援助に期待している子は約2割
 「Q1.あなたは今後のライフイベントを考慮した上で、親からの資金援助に期待していますか。」(n=108)と質問したところ、「かなり期待している」が0.9%、「やや期待している」が15.7%という回答となりました。

Q1.あなたは今後のライフイベントを考慮した上で、親からの資金援助に期待していますか。

・かなり期待している:0.9%
・やや期待している:15.7%

・あまり期待していない:34.3%
・全く期待していない:49.1%
 
  • 期待を寄せる子の約6割が、親に資金援助の打診をしたことがないと回答
 「Q2.Q1で「かなり期待している」「やや期待している」と回答した方にお伺いします。実際に資金援助について親に打診をしたことはありますか。」(n=18)と質問したところ、「はい」が44.4%、「いいえ」が55.6%という回答となりました。

Q2.Q1で「かなり期待している」「やや期待している」と回答した方にお伺いします。実際に資金援助について親に打診をしたことはありますか。

・はい:44.4%
・いいえ:55.6%
 
  • 資金援助の打診を言い出せない理由、「親に頼ったらいけないと思っているから」が50.0%で最多
 「Q3.Q2で「いいえ」と回答した方にお伺いします。実際に資金援助についての打診を言い出せない理由を教えてください。(複数回答)」(n=10)と質問したところ、「親に頼ったらいけないと思っているから」が50.0%、「親も金銭的に余裕がないから」が40.0%、「資金援助を期待していると思わせたくないから」が30.0%という回答となりました。

Q3.Q2で「いいえ」と回答した方にお伺いします。実際に資金援助についての打診を言い出せない理由を教えてください。(複数回答)

・親に頼ったらいけないと思っているから:50.0%
・親も金銭的に余裕がないから:40.0%
・資金援助を期待していると思わせたくないから:30.0%

・親からの印象が悪くなるから:0.0%
・周りに親から資金援助を受けている人が少ないから:0.0%
・その他:10.0%
 
  • 56.5%が、「親の老後資金が不安」と回答
 「Q4.あなたは親の老後資金に対し不安を感じていますか。」(n=108)と質問したところ、「かなりそう感じている」が14.8%、「ややそう感じている」が41.7%という回答となりました。

Q4.あなたは親の老後資金に対し不安を感じていますか。

・かなりそう感じている:14.8%
・ややそう感じている:41.7%

・あまりそう感じていない:29.6%
・全くそう感じていない:13.9%
 
  • 「老後資産が残っているかどうかが不安」(65.6%)や「老後資産の必要額がわからない」(49.2%)の声
 「Q5.Q4で「かなりそう感じている」「ややそう感じている」と回答した方にお伺いします。どのような不安を感じているか教えてください。(複数回答)」(n=61)と質問したところ、「老後資産が残っているかどうかが不安」が65.6%、「老後資産の必要額がわからない」が49.2%、「そもそもの所有している資金がわからない」が29.5%という回答となりました。

Q5.Q4で「かなりそう感じている」「ややそう感じている」と回答した方にお伺いします。どのような不安を感じているか教えてください。(複数回答)

・老後資産が残っているかどうかが不安:65.6%
・老後資産の必要額がわからない:49.2%
・そもそもの所有している資金がわからない:29.5%

・自身の援助すべき金額がわからない:18.0%
・その他:1.6%
 
  • 「突然の出費に対応できない」や「貯蓄できるほど余裕がない」という不安も
 「Q6.Q4で「かなりそう感じている」「ややそう感じている」と回答した方に質問します。どのような不安を感じているかQ5以外にあれば自由に教えてください。(自由回答)」(n=61)と質問したところ、「突然の出費に対応できない」や「貯蓄できるほど余裕がない」など41の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
・49歳:突然の出費に対応できない。
・45歳:貯蓄できるほど余裕がない。
・49歳:老人ホームなどに入れることができるか。
・49歳:医療費や介護施設の利用料が高額になる可能性があるため。
・46歳:この先物価などが上がっていく中、年金暮らしなのに生活水準を下げられないままでいることにちょっと不安を感じる。
・50歳:遠方におり、お金の話も全くしたことないから。
・43歳:やはり,実際にどのくらいかかるかがわからないので一番心配です。
 
  • 一方、「親の老後資金」に不安を感じている人の約9割は、実際に親の老後資金について親と話し合っておらず
 「Q7.Q4で「かなりそう感じている」「ややそう感じている」と回答した方にお伺いします。あなたは実際に親の老後資金について親と話し合ったことがありますか。」(n=61)と質問したところ、「はい」が11.5%、「いいえ」が88.5%という回答となりました。

Q7.Q4で「かなりそう感じている」「ややそう感じている」と回答した方にお伺いします。あなたは実際に親の老後資金について親と話し合ったことがありますか。

・はい:11.5%
・いいえ:88.5%
 
  • 約3人に1人が、親の老後資産について簡単にシミュレーションでき、LINEでやり取りできるサービスは「親の老後資金の不安解消につながる」と回答
 「Q8.親の老後資産について簡単にシミュレーションができ、その後のやり取りもLINEでカジュアルにできるサービスは親の老後資金の不安解消につながると思いますか。」(n=108)と質問したところ、「かなりそう思う」が2.8%、「ややそう思う」が31.5%という回答となりました。

Q8.親の老後資産について簡単にシミュレーションができ、その後のやり取りもLINEでカジュアルにできるサービスは親の老後資金の不安解消につながると思いますか。

・かなりそう思う:2.8%
・ややそう思う:31.5%

・あまりそう思わない:38.0%
・全くそう思わない:11.1%
・わからない:16.6%
 
  • 57.1%が、「スマート相続」サービスの活用により、親の老後資金や贈与のことを話すきっかけになると回答
 「Q9.Q7で「はい」と回答した方にお伺いします。サービスの活用により、親の老後資金や贈与のことを話すきっかけになると思いますか。」(n=7)と質問したところ、「かなりそう思う」が0.0%、「ややそう思う」が57.1%という回答となりました。

Q9.Q7で「はい」と回答した方にお伺いします。サービスの活用により、親の老後資金や贈与のことを話すきっかけになると思いますか。

・かなりそう思う:0.0%
・ややそう思う:57.1%

・あまりそう思わない:28.6%
・全くそう思わない:0.0%
・わからない:14.3%
 
  • ​​誰でも簡単に「老後資金」について簡単にシミュレーションできる専門知識不要のLINE公式アカウント「スマート相続」
LINE上でイエス・ノー形式で質問に回答するだけで、手軽に老後資金シミュレーションができます。老後資金への不安を加味した上で、お勧めの贈与タイプ診断も可能。贈与契約書も手軽に作成できます。アプリのインストールは不要でLINEの友だち追加するだけで利用できます。

【LINE公式アカウント「スマート相続」紹介サイト】
https://smartsouzoku.com/lp/

【LINEアプリ「スマート相続」紹介動画】
https://youtu.be/cLgJWz-YsCk
 
  • 事務所概要
事務所名:篠田修税理士事務所
所在地 :東京都世田谷区玉川3-9-10-307
代表者 :公認会計士・税理士 篠田修
業務内容:1)サラリーマン家庭を中心とした「シンプルな相続・贈与の調査・研究」
     2)「スマート相続」「スマート贈与」の運営
URL  :https://smartsouzoku.com/
E-mail    :info@smartsouzoku.com