プレスリリース

2011年10月11日 15時50分

日本電気株式会社

【NEC報道資料】NEC、音声自動応答ソフトウェア「CSVIEW/VoiceOperator」の新製品を発売 ~自然で豊かな抑揚やリズムで応答する音声を実現~

物流

2011年10月11日


<新製品に関する情報>
CSVIEW/VoiceOperator http://www.nec.co.jp/middle/VoiceOperator/


NECは、電話の音声ガイダンスを自動生成するソフトウェアの新製品「CSVIEW/VoiceOperator(シーエスビュ-/ボイスオペレータ) V7.0」を、本日から発売します。

CSVIEW/VoiceOperator は、電話やFAXによる24時間ノンストップサービスが可能なIVRシステム(音声ガイダンスによる自動応答を行うシステム)を実現します。発信者のプッシュボタン操作や音声を認識し、リアルタイムに応答音声を作成、再生できるため、サポートセンター、お客様相談室など、電話応対するコンタクトセンター業務に広く利用されています。

新製品は、NECの中央研究所が開発した国内トップレベルの音声合成技術を搭載し、より人間の肉声に近い自然な音声を実現しています。これにより、音声品質の向上と、運用負荷の軽減を実現しました。

新製品の特長は次のとおりです。

1.応答音声の品質とメンテナンス性を向上(オプション機能)
NEC中央研究所の開発した音声合成技術は、読み上げる文章の単語や文の長さなどを基に、大量の音声データベースから抑揚やリズムなどの情報を抽出し音声を合成する。本技術を搭載することで、聞き手の負担を低減するとともに、商品名、価格、ニュース記事のような日々変化する情報を音声収録することなく再生可能となり、メンテナンスコストを削減。

2.仮想化したサーバで動作可能
VMwareの仮想化サーバで動作を実現。これにより、サーバの集約、運用管理の効率化を実現し、システム統合化やプライベートクラウド環境で構築することが可能。

3.低コストなFAX自動受付システムを実現
FAX機能を、従来のアナログ回線に加えてIP電話の通信プロトコルであるSIP(Session Initiation Protocol)に対応(注1)。これにより従来はサーバに搭載していたFAX回線ボードが不要となり、サーバ1台あたりの収容回線数を向上。サーバ台数の低減による低コストなFAX自動受付システムを実現。

新製品の価格(最小構成)及び出荷時期は次のとおりです。

■製品名:CSVIEW/VoiceOperator Ver7.0(SIP版)
 出荷時期:2011年10月11日
 希望小売価格(税抜):600,000円~
 概要:1回線追加ごとに50,000円~

■製品名:CSVIEW/VoiceOperator 音声合成オプション Ver7.0
 出荷時期:2011年10月11日
 希望小売価格(税抜):120,000円~
 概要:1ライセンス追加ごとに70,000円

なお、NECは本製品を、11月17日(木)から11月18日(金)まで、池袋サンシャインシティ・コンベンションセンター(東京都豊島区)にて開催される「コールセンター/CRMデモ&コンファレンス2011 in 東京(第12回)」(注2)において展示する予定です。

以上

(注1)
コミュニケーションサーバ UNIVERGE SV8500との連携により実現

(注2)
コールセンター/CRMデモ&コンファレンス2011 in 東京(第12回)
http://www.callcenter-japan.com/tokyo/

新製品に関する情報
CSVIEW/VoiceOperator
URL: http://www.nec.co.jp/middle/VoiceOperator/

本製品に関するお客様からのお問い合わせ先
NEC 第三ITソフトウェア事業部
電話:(044)431-7583