株式会社ミスターマーケティング
事業承継を機に、中小企業向け国内最大規模の会計事務所 古田土会計グループがブランディングプロジェクトを実施、新規顧客獲得数が1.4倍以上に増え、過去最高値を記録
サービス
中堅・中小企業専門にマーケティング戦略の立案と実行を支援している、株式会社ミスターマーケティング(本社:東京都港区、代表取締役:村松勝)は、2,000社以上の顧問先を有する中小企業向け国内最大規模の会計事務所である、古田土会計グループのブランディングプロジェクトを実施しました。同社は事業承継を機に、ブランドコンセプトを「未来像経営®」として打ち出し、パンフレットやウェブサイトを刷新。プロモーションに注力した結果、2021年度は過去最高値を記録、新規顧客獲得数をプロジェクト実施前(過去4年間の平均数)のおよそ1.4倍以上に拡大したことが明らかとなりました。
ブランディングが必要になった背景
近年、中小企業の経営者の高齢化に伴い、事業承継がうまく行えずに廃業をするケースが増えています。会計事務所業界においても、税理士の過半数が60歳を超えており、平均年齢も60歳前後だと言われています(出典:日本税理士連合会『第6回税理士実態調査』(平成26年1月1日現在、32,747人対象))。
このように、会計事務所業界においても高齢化が進み、スムーズな事業承継が求められていました。古田土会計グループも例外ではなく、約4年前に創業者で業界では「著名税理士」として知られる前代表、古田土満氏から飯島彰仁氏に事業承継を行いました。
事業承継を機に、創業者である古田土満氏の個人ブランドに依存した状態を脱し、ブランドを再構築する必要に迫られ、2019年からミスターマーケティングの支援によって、ブランディングプロジェクトを行いました。
ブランディングの具体的実施内容
まずは、古田土会計グループの経営目的を確認しました。次に会社の強みを明確にしていきました。具体的には、「人を大切にする経営計画書®」や「古田土式月次決算書」などの『商品力』、徹底した理念教育を元にした『社員力』、そして実績をノウハウとして生かす『展開力』の3つです。いずれも、同社が磨いてきたもので、容易に他社が真似できないことですが、明文化できていなかったものを内外に見える形として示せるようにしました。
さらに自社のポジショニングも明確にしました。業界での唯一性のある立ち位置を明確にし、他の会計事務所と何が違うのかを、一目瞭然で理解してもらえるようにしました。
以前の“あれもこれもできるという自信はあるものの、うまく伝えられない”という状況から脱却し、古田土会計とは何者かを、従業員皆が端的に説明できるようにしました。
これらの強みとポジショニングをもとに、新たな古田土会計の魅力をどう伝えていくか?
そこででき上がった言葉が、「未来像経営®」でした。中小企業の経営者が明るい未来像を描けるように、従業員皆が幸せな未来を想像できるように、古田土会計の強みを活かした会計サービスによって顧客が目指す未来へどう導くのか、を一言で伝えるための想いのこもったブランドコンセプトです。
この「未来像経営®」というブランドコンセプトを軸に、強みやポジショニングをパンフレットやウェブサイト、YouTubeの動画配信などのプロモーションに注力した結果、速やかに結果に現れました。新規顧客獲得数の急激な増加です。コンサルティング実施前の過去4年間の平均数(121件)と比べ、2021年度は年間174件と1.4倍以上になり、過去最高数値を記録しました。
そして特筆すべきは、お客様の質が輪をかけてよくなったことです。「未来像経営®」を掲げたことで、よりコンセプトに共鳴するお客様が集まりやすくなりました。事業承継を機に行ったブランディングによって、お客様の数と質が同時に高まり続けています。
プロジェクト実施後も、先代から受け継いだ資産をさらに発展させるべく従業員が一丸となって活動をしています。
■会社概要
古田土会計グループ 株式会社古田土経営
企業ビジョンは、「日本で一番喜ばれる数の多い会計事務所グループになる」。「増収増益」「資金調達」「人財育成」という中小企業を経営する上で代表的なお悩みを、「魅せる会計事務所グループ」として自ら実践してきた経験と約3,000社の指導実績で培ったノウハウで、中小企業の明るい未来を創るために活動中の会計事務所グループ。
所在地:東京都江戸川区西葛西5-4-6 アールズコート302
代表者:代表取締役社長 飯島彰仁
TEL:03-3675-4932
HP: https://www.kodato.com/
株式会社ミスターマーケティング
代表の村松勝が2007年に創業した中堅・中小企業専門のマーケティングコンサルティング会社。大手広告代理店勤務時代、実家の食品メーカーが衰退する姿を目の当たりにし、大企業とのマーケティング意識の差を痛感し、中小企業のマーケティング支援の道に入りました。最近の主な支援事例では、ミシン専業メーカーの3代目若手社長が、ミシン市場の縮小のなかで苦しみもがきながら大ヒット看板商品を生み出し、わずか1年で年商4億円から10億円を超える会社成長を遂げた例も。「想い」も「腕(技術)」もあるが、マーケティングの意識がなく苦境にある中小企業を元気にすることで、日本全体をもう一度、元気にしたいと考え、活動中。
所在地:東京都港区港南1丁目9番36号 アレア品川ビル 13F
代表者:代表取締役 村松 勝
TEL:03-6228-3397 / FAX:03-6369-3718 / EMAIL:info@mr-m.co.jp
HP: www.mr-m.co.jp