トゥモローゲート株式会社
厚生労働省主催「グッドキャリア企業アワード2022」にてイノベーション賞を受賞
組織
「個人が実現したいビジョンを明確にする『マイビジョンマップ』」が高く評価
●全国89社の応募から大賞5社・イノベーション賞11社が決定、その内の1社として当社が受賞 ●他社の模範となる「従業員の自律的なキャリア形成支援」を行っている企業として受賞
トゥモローゲート株式会社 (本社:大阪府大阪市、代表取締役 最高経営責任者:西崎 康平)は、厚生労働省が主催する「グッドキャリア企業アワード2022」において、イノベーション賞(厚生労働省人材開発統括官表彰)を受賞しましたのでお知らせします。 今回は、全国89社から応募があり、その中で大賞5社、イノベーション賞11社が選ばれ、その内の1社として当社の受賞となり、特に当社が全社員に制作機会を設けている、社員一人ひとりの将来ビジョンを明確化する「マイビジョンマップ」の運用が高く評価されております。
- グッドキャリア企業アワードとは
<イノベーション賞(厚生労働省人材開発統括官表彰)>
自社における重要課題に取り組むため、従業員の自律的なキャリア形成支援について、対象者、取組手法等を重点化し、今後のさらなるキャリア形成支援の展開が見込まれ、人材育成、ひいては企業経営上の具体の成果に結びつけるなど、特に他の模範となる取組を推進し、その成果が認められる企業に贈られます。
・厚生労働省 報道発表:https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_30058.html
- 当社の受賞理由
<※1:ビジョンマップとは>
当社では、組織が目指すべき場所に到達するために必要な目標や哲学、とるべき行動などを「ビジョンマップ」として明文化しています。また、会社における目標や夢(長期のゴール)に対して期限付きの中間ゴールを設定し、その中間ゴールに到達するために短期のゴールと具体的なアクションプランを定めるものでもあります。社員は、このビジョンマップにあるミッション・ビジョン・バリューの体現を目指すと同時に、「マイビジョンマップ」で言語化したそれぞれが目指したい将来キャリアの実現と向き合っています。
・ビジョンマップについて:https://tomorrowgate.co.jp/service/branding/philosophy_design/
ビジョンマップ(トゥモローゲート)
<※2:マイビジョンマップとは>
当社では、社員が自身のキャリア形成と向き合う”きっかけ”として、入社時に個人が実現したいビジョンを明確にする「マイビジョンマップ」を全従業員が設計しています。会社ビジョンと自分ビジョンの2軸から、社員が仕事やプライベートで実現したいゴールを定め、そこから逆算した短期の目標達成に向けて必要な行動内容を全53項目のフレームワークで言語化します。マイビジョンマップは人事評価制度と連動し、達成度に応じて昇格や昇給にも繋がります。半期に1度の上長との1on1面談で進捗確認をしながら、社員一人ひとりが達成したいマイビジョンに向けて、目的を持って業務に取り組んでいます。
・マイビジョンマップについて:https://tomorrowgate.co.jp/blog/4081/
マイビジョンマップ(トゥモローゲート)
<取り組みの効果>
社員側と会社側の両面で効果を実感しました。社員側は、自身のビジョンと会社の経営理念に沿って自分の役割を明確化することでモチベーション向上に繋がり、会社側は、社員が「会社ごと」を「自分ごと」と捉えるトップダウンとボトムアップを掛け合わせたハイブリットな組織へと変化しました。結果として、入社3年以内の正規社員の離職率は0%を実現し、既存の働き方や福利厚生制度の6割以上が社員からの提案で生まれました。
<今後の展望>
妊娠や出産、子育てや家族の介護など、仕事や家庭の環境も時間と共に変化します。社員の目指すキャリア形成を支援する際、一律の働き方や社内制度で対応していくのは限界があります。今後トゥモローゲートでは様々な環境下におけるキャリア支援として、「100の選べる福利厚生」を目指します。(2022年現在は50個)充実した選択肢の中から最適な福利厚生を選べることで心理的安全性を担保していきます。
- その他の当社のキャリア支援取り組み
・妊活タイム 不妊治療など妊活にあたって、勤務時間内で病院に行ける制度です。プライバシーを考慮し、この制度を利用する際の上長への申告は不要としています。 → 詳細はこちら:https://tomorrowgate.co.jp/blog/2984/ ・最長10年間の産休・育休制度 産休と育休を取ることができる制度で、産休は予定日の3ヵ月前から、育休は「最長10年間」の取得が可能となっています。これは、弊社の行動基準の一つ「仲間を愛し家族を大切にしよう」というバリューに沿って設定されており、待機児童問題などにより保育園に子どもを預けられず、雇用が打ち切られキャリアが閉ざされてしまうことを避ける理由から、最長10年と長期間にしています。 ・マタニティ休暇 妊娠による体調不良で働きたくても欠勤がやむを得ない場合、5日間まで給与の全額を会社が保障する制度です。 ・参観日タイム 勤務時間内に子供の参観日や運動会などの行事ごとに行ける制度です。 ・短時間正社員制度 週休2〜3日や勤務時間を5~6時間など子育てや介護等と両立しながら正社員として働ける制度となっています。 |
<多様な働き方>
・社長採用 他社の社長を弊社の社員として採用しています。その社員は、システムの受託開発会社を経営しているため、それまで弊社の弱みであったシステム開発やエンジニア教育などを補うことができています。他に類を見ない採用方法ですが、社長採用をすることで経営視点を持つ即戦力になる人材を採用することができ、自社の発展をより加速させることができています。 → 詳細はこちら:https://tomorrowgate.co.jp/blog/1619/ ・3つの選べる働き方 「ワークライフバランス(完全残業なし)」「フレックスタイム(コアタイムあり)」「フルフレックスタイム(裁量労働制)」の3種類から働き方を選択できる制度です。この制度を活用し、社員の約8割が「フルフレックスタイム(裁量労働制)」を選択しており、社員それぞれが目指すキャリア実現を後押ししています。 ・勤務地フリー制度 本人の意思を伴わない会社辞令による移動や転勤が一切ないことを約束する制度です。 ・テレワーク制度 希望勤務地、ライフスタイルに応じてテレワークを選択することができる制度です。これらを利用し、大阪府に本社を置きながら、関東や福岡、また国外の台湾でリモートワークをしている従業員が5名在籍しています。 ・副業導入 副業を可能とする制度です。実際に副業をしている社員もおり、その結果フリーランスの道を選ばずとも自身のキャリアを実現できるため、離職率の低下に繋がっていると考えます。 |
・その他の制度はこちら:https://tomorrowgate.co.jp/blog/2974/
- 代表コメント
代表取締役 西崎康平(トゥモローゲート)
2018年に会社の経営理念を刷新。中期ビジョンと達成への具体的なアクションを設計しました。その運用過程で、会社のビジョンだけでなく社員のキャリア形成と紐づける必要性を感じ「マイビジョンマップ」の運用を開始しました。企業ビジョンを一方的に伝えるだけではなく、個人の価値観に沿った働き方を明確化することで、これまで以上に仕事に対する目的意識が生まれ、自発的で生産性の高い組織へと変化しました。
今後も、会社のビジョンと個人のキャリア実現を紐づけながら、弊社ミッションである「世の中にきっかけを。」を体現し続けてまいります。
- 代表プロフィール
トゥモローゲート株式会社 代表取締役 最高経営責任者。
地元福岡の大学を卒業後、人材コンサルティング会社に入社し24歳で大阪支社長に就任。
2010年にトゥモローゲートを設立。会社の理念やビジョンを可視化し、WEBやグラフィック、映像を駆使して企業の魅力を最大化するブランディング事業を展開。Youtube、Twitter、Tiktokなど日本トップクラスでSNSに時間を使う社長で、総フォロワーは30万人を超える。
・YouTube:https://www.youtube.com/c/西崎康平ブラックな社長
・Twitter:https://twitter.com/koheinishizaki
・Tiktok:https://www.tiktok.com/@koheinishizaki
- 会社概要
ロゴ(トゥモローゲート)
・設立 :2010年4月1日
・資本金 :4,500万円
・従業員数:40名(2023年1月時点)
・事業所 :大阪本社 〒542-0086 大阪市中央区西心斎橋1-6-32 アニーズビル2階