プレスリリース

2012年5月17日 13時30分

日本電気株式会社

【NEC報道資料】NEC、地域信販クレジット会社大手「ほくせん」へ 信販クレジット基幹系SaaS型クラウドサービスを提供

IT

※本リリースは、株式会社ほくせん、株式会社札幌ネクシスの共同リリースです。
2012年5月17日


地域信販クレジット業大手の株式会社ほくせん(所在地:札幌市、代表取締役社長:中村安雄、以下「ほくせん」、注1)は、日本電気株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役 執行役員社長:遠藤信博、以下「NEC」)の信販クレジット基幹系SaaS型クラウドサービス(MCS:マルチファンクション・クレジット・サービス 以下「MCS」、注3)を採用することに決定しました。
 MCSは、クレジットカードに関わる様々な業務(申込~審査~貸付~顧客取引~債権管理等)を標準化し、SaaS型クラウドサービスとして提供するものです。

NECはこのたび、ほくせんへのサービス提供を行うにあたり、株式会社札幌ネクシス(所在地:札幌市、代表取締役社長:光地勇一、以下「札幌ネクシス」、注2)と、札幌ネクシスの持つ信販クレジット業に関するノウハウを活かしてMCS保有の機能を信販クレジット専業種向けに強化・拡充することで合意しました。

 札幌ネクシスは、ほくせんの現行システムを運営する企業であり、同社のクレジットシステム「Crevo(クレボ)」は、信販専業種にとって必要な割販・貸金等の法対応や、売掛管理の一本化など、信販専業種の業務を軽減する機能を特長としています。NECは札幌ネクシスのCrevoをMCSに取り込むことでサービスを更に強化し、信販専業種のコストの削減や業務効率化、さらには事業拡大に貢献します。
 NECは、札幌ネクシスとの販売連携により、今後3年間で30社へのサービス提供を目指します。
 
 NECは従来から、MCSを信販クレジット業、通販・小売・スーパー・百貨店などの流通業を中心に展開してきました。特に地域クレジット信販業は、法改正等の影響で現場対応の負担増や、システムコストの増大が顕著になってきている一方で、顧客へのきめ細かなサービスの向上、顧客管理作業の効率化が求められています。NECはほくせんへの実績をもとに、今後信販専業種向けにさらなる拡販を行っていきます。

<MCSのメニュー>
(1)受付・審査ワークフロー機能    
(2)会員情報管理機能         
(3)カード管理機能          
(4)売上管理機能           
(5)請求・入金(口座振替)機能
(6)債権回収機能
(7)指定信用情報機関(CIC)照会・報告機能
(8)書面(請求・督促)発送機能
(9)担当ポータル機能         
(10)帳票キャビネット機能
(11)不正利用検知機能         
(12)提携先ブランド管理機能
(13)WEBサービス機能        
(14)加盟店管理機能
(15)キャッシング機能
(16)ポイント管理機能
(17)対外先接続サービス

以上


(注1)株式会社ほくせん
北海道札幌市にて営業展開する信販クレジット企業、全国組織である協同組合エヌシー日商連構成会の最大手カード会社。保有会員数58万人、地域に根差したサービス展開を行っている。
(注2)株式会社札幌ネクシス
北海道札幌市に拠点を構えるシステムベンダ、クレジットセンタとして40年余りの歴史があり、クレジットノウハウを中核事業とし営業展開を行っている。
(注3)マルチファンクション・クレジット・サービス「MCS」は日本電気株式会社の商標登録です。

<信販クレジット基幹系SaaS型クラウドサービス(MCS)について>
http://www.nec.co.jp/solution/finance/solution/mcs/index.html

<本サービスに関するお客様からのお問い合わせ先>
NEC 第三金融ソリューション事業部
電話:(06)6945-3285
E-Mail: webstaff@fsp.jp.nec.com