プレスリリース

2009年3月6日 9時00分

株式会社ソキュアス

釣り愛好家に注意!! フグ毒(テトロドトキシン)の約70倍の猛毒を持つカワハギ科の魚が瀬戸内海に!

放送

 釣り愛好家が最も注意をすべき事、それは“釣った魚が食用か不食用か。中でもその魚に毒がないか(不可食か)”だ。
 そんな毒を持つ危険な魚の中でも、水産総合研究センター・瀬戸内海区水産研究所から今年注意されているのが、フグ目カワハギ科のソウシハギだ。

「ん?カワハギが?」

 釣りをしたことがある人ならばそう思うかもしれない。カワハギといえば、基本的に美味で知られる、淡白・ぷりっとした身が特徴の魚だ。実はそんなカワハギ科のソウシハギは猛毒を含んでいることがある。

 魚の毒として有名なフグ毒(テトロドトキシン)の約70倍にもなるパリトキシンという恐ろしい猛毒。このパリトキシンがソウシハギの腸内に含まれていることがあるそうだ。
 ちなみにパリトキシンは海洋毒素ではマイトトキシンに次ぐ、2番目の猛毒らしい。

 驚くべく事に、釣り好きの間でもソウシハギについての知識がない場合が多い。本来ならば瀬戸内海にいなかった魚の為、初めて釣ったという人が多いようだ。ネット等のクチコミ情報でも、「焼いて食べた」というものがあったりするから、衝撃的だ。たとえ前知識があっても、“腸内”に毒があるとされ、毒を持っている“こと”がある。という前知識だけではかなり不足だ。

「海洋毒素では2番目に強い毒で、沖縄では過去に内臓を食べた豚が死亡した例がある」

という正しい理解をして頂きたい。

 職業訓練法人日本技能教育開発センター(JTEX)の『食育講座』 http://www.e-shokuiku.jp/ では魚編 http://www.e-shokuiku.jp/courseJ04.phpも用意している。魚編の中では魚介類のアレルギー等、職に対する正しい情報が分かりやすく説明されている。

 魚を食べる方全員に正しい知識を得ていただき、安全な食生活を心がけていただきたい。



■講座提供元情報
『すくすく子育て食育講座』 http://www.e-shokuiku.jp/
職業訓練法人日本技能教育開発センター(JTEX)
理事長:石岡慎太郎
所在地:東京都新宿区岩戸町18 日光神楽坂ビル
TEL:03-3235-8686
FAX:03-3235-8685

■本リリースに関するお問合せは下記まで
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担当:川近 充
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