新蒲田二丁目児童公園で,花の種と土ポットを住民に無償提供 ~「ゆるやかな地域への関わり」の仕組みづくり~
大田区の非営利団体「いきちかクラブ」(代表:向井愛)は,2021年10月,大田区の新蒲田二丁目児童公園で,公園花壇に植えるための花の種と土ポットの無償提供を始めました。地域住民に公園の花の苗を育ててもらい,植えた後も成長を見守ってもらうことで,住民の自発的な地域への関与を生み出すことを目的に行われます。また,栽培中はインターネットのオープンチャット内で情報を共有し合うことで,住民同士の新しい,ゆるやかなつながり形成が期待されます。
大田区の非営利団体「いきちかクラブ」(代表:向井愛)は,2021年10月,大田区の新蒲田二丁目児童公園で,公園花壇に植えるための花の種と土ポットの無償提供を始めました。
名称:花の里親募集
WEBサイト:https://www.ikichika.club/blog/?p=1377
PDFダウンロード:https://www.ikichika.club/images/ikichikaflyer_202110_com.pdf
背景
現代の生活の中で人々が感じやすい様々な「生きづらさ」に対しては,地域でのつながりや,助け合える体制が重要と言われています。伝統的には,町内会や自治会などの地縁組織がその役割を果たしていましたが,しかし現代の多忙な世代のライフスタイルや価値観にそぐわない面も出始め,町内会等への加入者は全国的に減少し続けています。
いきちかクラブは,2019年より「生きやすい社会の形成」をミッションとして,東京都大田区で,子どもの生きる力を育むための活動と,地域でのゆるやかなつながり作りに取り組んでいます。
2020年9月より大田区との協働で大田区立新蒲田二丁目児童公園の花壇の自主管理を開始し,花壇の様子をインターネットで公開しながら, 幅広い人に花壇活動に自由な形で「関わる」ことを呼びかける「いきちか花壇プロジェクト」を開始しました。
今回の種と土ポットの配布は,地域住民に公園の花の苗を育ててもらい,植えた後も成長を見守ってもらうことで,住民の自発的な地域への関与を生み出すことを目的に行われます。また,栽培中はインターネットのオープンチャット内で情報を共有し合うことで,住民同士の新しい,ゆるやかなつながり形成が期待されます。
提供物について
土ポットは,栽培が初めての人でも気軽に挑戦できるように,コンパクトで手軽なものを提供します。
花の種は,春に同花壇内で採れたものや協力団体から寄贈いただいたものなど,30種類以上の秋まき種の中から,好みのものを選べます。
これらの提供は,大田区地域力応援基金による2021年度のスタートアップ助成を元手に行われます。
本件に関するお問い合わせ先
いきちかクラブ
メール ikichikagakudo@gmail.com
電話 050-5867-2041