プレスリリース

コンクール優勝のピアニスト辻井伸行。「スタートラインに立ったばかり。」

音楽

辻井伸行 1

辻井伸行 1

米国で開かれた第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝し帰国した日本人ピアニスト、辻井伸行が10日午後、東京都内のホテルで記者会見を行なった。本予選から決勝まで3週間の長丁場から9日に帰国した辻井氏は、「日本に帰ってきてほっとしました。花や電報がたくさん届いてうれしかったです。」と心境について語った。

コンクールについては「不安から途中ナーバスになった時期もあったが、優勝した瞬間は自分の名前が呼ばれるとは思っていなかったのでびっくりし、涙が出ました。しかしようやくスタートラインに立てたところだと思うので、これからももっと勉強してお客様に喜んでいただけるような演奏を心がけたい。」と謙虚な一面をのぞかせた。

コンクール優勝後の辻井人気はすさまじく、今後の出演公演も続々完売。既発のアルバム『Debut』と『ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番』(avex-CLASSICS)もチャート上昇中と、勢いは続きそうだ。秋以降には全国ツアーを予定。東京・紀尾井ホールでの公演のチケットは6月13日(土)より発売開始されるとの事。

辻井伸行オフィシャルサイト: http://www.nobupiano1988.com/

※商品情報
『Debut』 AVCL-25178〜9[2枚組] 価格:¥3,000(税込)
【収録曲】
CD1
1. ショパン:子守歌
2. ショパン:スケルツォ第2番
3. ショパン:英雄ポロネーズ
4. リスト:愛の夢
5. リスト:メフィスト・ワルツ第1番
6. リスト:ハンガリー狂詩曲第2番
7. ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
8. ラヴェル:水の戯れ
CD2
1. ロックフェラーの天使の羽
2. 川のささやき
3. 花水木の咲く頃
4. セーヌ川のロンド
5. 高尾山の風
辻井伸行(ピアノ)
[録音]2007年1月(CD2)&4月(CD1) サラマンカホール 

※プロフィール
辻井伸行(つじい・のぶゆき)―
1988年東京生まれ。1995年7歳で全日本盲学生音楽コンクール器楽部門ピアノの部第1位受賞。
1999年11歳で全国PTNAピアノコンペティションD級で金賞を受賞。
1998年10歳の時、三枝成彰スペシャルコンサートで本名徹次指揮、大阪センチュリー交響楽団と共演し鮮烈なデビューを飾った。
2000年12歳で、第1回ソロ・リサイタルをサントリーホール小ホールにて行い、翌年第2回のソロ・リサイタルを開催。この他に、神戸音楽祭に出演するなど日本各地でコンサート活動を行う。
2002年に「佐渡裕ヤングピープルズ・コンサート」に出演。また、同年、東京オペラシティ・コンサートホールで行われた金聖響指揮、東京交響楽団とのコンサートでは、モーツァルトとショパンのコンチェルト2曲を演奏し大成功を収めた。これまでに読売日本交響楽団、東京交響楽団の定期演奏会に登場したほか、海外での活動も行っており、カーネギーホールにてアメリカ・デビュー。ロシア(モスクワ音楽院大ホール)、チェコ、台湾などでも演奏。2002年にはパリで佐渡裕指揮、ラムルー管弦楽団とも共演した。
2005年10月、ワルシャワで行なわれた第15回ショパン国際ピアノコンクールにて「批評家賞」を受賞。増山真佐子、川上昌裕、川上ゆかり、横山幸雄各氏に師事。

辻井伸行オフィシャルサイト: http://www.nobupiano1988.com/

【ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール】
1958年、ソ連(当時)が自国の音楽文化の優位性を国際的にアピールするために創設した第1回チャイコフスキー・コンクールにおいて、審査員と聴衆を虜にして予想外の優勝を手にしたのが東西冷戦下の敵国アメリカから来たヴァン・クライバーン(1934年生まれ)だった。クライバーンの優勝は大センセーションとなり、マンハッタンでの凱旋パレードは全米にテレビ中継され、摩天楼からおびただしい紙吹雪が舞った。クライバーンの名を冠して1962年に始まったヴァン・クライバーン国際コンクールは、優勝賞金2万ドルに加え、3年間のコンサート契約やメディア・サポートが約束されている破格の大型コンクールである。過去の優勝者にはラドゥ・ルプー(1966年)、アレクセイ・スルタノフ(1989年)、アレクサンダー・コブリン(2005年)等がいる。