プレスリリース

2010年2月2日 12時45分

株式会社エルネット

我々の心は今でも猿なのか---サバンナへの郷愁:バイオフィリア仮説【大阪ガス行動観察研究所のコラム】

テレビ

「サービスサイエンス」の考え方に基づき、心理学や人間工学等をもとに独自のマーケティング技法を開発・実施する、「大阪ガス行動観察研究所」(大阪市中央区、所長:松波 晴人)のウェブサイトにて、日本大学 羽生先生による連載コラム「環境心理学で考える 第6回」を更新しました。
<最新コラムのご案内>
「サバンナへの郷愁:バイオフィリア仮説」
http://www.kansatsu.jp/column/2010/01/6.html
 今回は、人がなぜ自然に癒されるのかについて、進化論的な観点からの分析を紹介しています。私たちが自然に惹かれ癒されるのはなぜかについての大胆な仮説をぜひご一読ください。



■「大阪ガス行動観察研究所」では、行動観察に関わる様々な学術的知見や理論を、専門家による興味深いコラム形式にて紹介しております。
是非ご覧ください。


●観察工学の概念と方法
和歌山大学システム工学部教授 山岡 俊樹
行動観察の理論的な枠組みとなる、観察工学の基本的な考え方とその方法について解説します。
http://www.kansatsu.jp/column/cat8/

●環境心理学で考える
日本大学文理学部教授 羽生 和紀
環境心理学からみた、モノ、空間のデザインと、人間の行動の関わりについて、事例を交えて解説します。
http://www.kansatsu.jp/column/cat9/

●行動観察と社会心理学
九州大学大学院 人間環境学研究院准教授 山口 裕幸
行動が人の意思決定に与える影響など、社会心理学からみた行動と人間心理との関係を解説します。
http://www.kansatsu.jp/column/cat10/



■「行動観察」とは・・・
「行動観察」は、一見難しそうに思える名称ですが、読んで字のごとく、人が何をどのように使って、あるいはどのような姿勢で、様々なことを行っているのかを見て、その結果を分析することを言います。
学問の世界ではかなり以前から取り組まれてきたものですが、近年提唱されている「サービスサイエンス」への取り組みの中で、マーケティングリサーチに取り入れられ始めた手法です。

顧客は自身の何気ない行動を全て把握しているわけではありません。
言い換えれば、アンケートで記入されたり、インタビューで答えられた、“言語化された” 回答は、顧客の持っている希望や不満の一部に過ぎません。
行動観察では、“言語化されていない” 潜在ニーズなどを浮き彫りにします。

行動観察からは、従来の手法では導き出せなかった潜在ニーズやリスク、暗黙知などが抽出できます。それは、顕在ニーズのようにある程度想像できるものではなく、まったく新しいイノベーションを起こす可能性を秘めており、ここに行動観察の価値があるのです。



大阪ガス行動観察研究所
http://www.kansatsu.jp/

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