プレスリリース

2011年7月15日 11時00分

ネットアップ株式会社

ソフトバンクテレコムの「ホワイトクラウド」のストレージ基盤として、ネットアップのNetApp FASシステムが採用

IT

HaaSサービスでマルチテナント構成によるセキュアなユーザ環境を提供

ネットアップ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:タイ・マッコーニー、以下ネットアップ)は、ソフトバンクテレコム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:孫 正義、以下ソフトバンクテレコム)が提供する企業向けクラウドサービス「ホワイトクラウド」のストレージ基盤として、ネットアップの「NetApp FAS3100シリーズ」を始めとするNetApp FASシステムが採用されたことを発表します。

ソフトバンクテレコムでは、「ホワイトクラウド」に最適なストレージシステムを選択するにあたって、複数の既存ユーザが共通のITインフラを共有するプラットフォームとしてVMwareを採用しているため、VMwareとの親和性に優れたストレージシステムを選択することが必要でした。また、多くのユーザ環境をきちんと支えられるアクセス性能と信頼性、インフラの規模を自在に広げられる拡張性、日々の運用を簡素化できる管理性など、「ホワイトクラウド」で不可欠な数々の要件を満たすストレージシステムが求められていました。

NetApp FASシステムは、VMware vSphere4が稼働する多数のラックマウント型サーバ、そして仮想サーバのOSイメージやユーザデータを保管するアクティブ・アクティブ構成が各データセンターに分散設置されている「ホワイトクラウド」において、ストレージOSを含むアーキテクチャ全体の完成度、サーバ仮想環境との親和性、ディザスタリカバリ環境へのステップアップなど、技術面や運用面からも多角的に評価され、採用に至りました。

NetApp FASシステムには、アクセス性能や信頼性に優れたSAS(Serial Attached SCSI)ドライブとコストパフォーマンスに優れたSATA(Serial ATA)ドライブが搭載され、仮想サーバが利用するデータ領域にはSASドライブ、「SnapMirror」によるデータ同期先のデータ領域にはSATAドライブがそれぞれ割り当てられています。また、複数のテナントを安全にまた効率よく管理するためにネットアップの独自のストレージ論理分割技術である「MultiStore」が利用されています。

本事例の詳細については、以下のWebサイトをご参照ください。
http://media.netapp.com/documents/cs-6444-ja.pdf

関連URL:http://www.netapp.com/jp/library/customer-stories-ja.html