本書では、自己ベスト更新に悩むランナーのために、走りが効率になる、スピードがアップする、長い距離を走れる、最適なランニングフォームについて徹底解説しています。

理想の走りのヒントは「パワポジ」と「エアポジ」にあります。
パワーポジションにより力を溜めて、エアポジで遠くに跳ぶ、走動作において地面にどれだけの力を伝えることができるかが、最重要ポイント。
加えて、速く走るためには股関節の動かし方がカギを握ります。
オリンピック女子マラソン3大会連続出場を果たした弘山晴美さんのコーチを務め、筑波大学を26年振りに箱根駅伝に導いた監督としても知られる弘山 勉氏。
同氏のランニング動作を覚醒させる驚きのフォーム理論をまとめた、ランナー必読の一冊です。

【著者コメント】（本書より）
本書は、ランニング動作に特化した内容で構成しています。
動きの感覚を、現場で紐解く作業を繰り返すことで得た知識を盛り込んだつもりです。
私が経験的に（実践を通して）知り得たことを伝えるためのツールになれば、という願いを込めています。
本書を通してヒントが得られ、「ケガの減少」「フォームの良化」「記録短縮」につながれば幸いです。

【収録内容】
第1章　限界突破に必要な走り方とは？
第2章　ランニングエコノミーの法則
第3章　理想のパワポジ＆エアポジをつくるカラダの使い方
第4章　最高のランニング動作を覚醒させる方法
第5章　教えて！ 弘山式ランニング・クリニック

【書籍概要】
書名：自分史上最速の走りを手に入れる！ 限界突破のランニングフォーム
著者：弘山 勉
定価：1,760円（本体1,600円＋税）
判型：A5判
総ページ数：160ページ
ISBN：978-4-04-606173-7
発売日：2023年3月2日（木）
発行：株式会社ＫＡＤＯＫＡＷＡ
 
KADOKAWAオフィシャルサイト　書誌詳細ページ
https://www.kadokawa.co.jp/product/322210001401/

【著者プロフィール】
弘山 勉（ひろやま つとむ）
筑波大学陸上競技部男子駅伝監督。EVOLUランニングクラブヘッドコーチ。1966年10月12日栃木県生まれ。
筑波大学体育専門学群卒業。大学在学中は陸上部長距離ランナーとして、箱根駅伝に4年連続出場。
卒業後は資生堂に入社。独学でトレーニングを行い、入社すぐの’90年別府大分毎日マラソンで3位、同年12月の福岡国際マラソンでは自己ベスト記録で2位に。
その後、指導者に転身。2007年から2013年まで資生堂ランニングクラブの監督を務め、2015年4月に筑波大学陸上競技部中長距離コーチに着任