10Gbps を超える超高速近接無線通信であるTransferJet Xの規格化が完了
報道関係者各位
プレスリリース
2022 年5月24日
一般社団法人 TransferJet コンソーシアム
10Gbps を超える超高速近接無線通信であるTransferJet Xの規格化が完了
一般社団法人 TransferJet コンソーシアム(所在地: 東京都港区)は、そのプロモータ企業他と協力し、 米国に本部を持つ電気電子学会 IEEE 並びに国際電気通信連合無線通信部門にて規格化活動を行い、IEEE802.15.3eおよびM.2003-2が発行されました。
この国際標準規格を基に、コンソーシアム内で協議を進め、新たに60GHz帯を用いた”TransferJet X”(トランスファージェット エックス)の規格化が完了いたしました。
同規格では、これまでの TransferJet のコンセプトを進化させ、高速大容量データの転送(13.1Gbps)を実現し、TransferJet の特徴である 簡単な操作性を維持するものです。この超高速通信技術を用いることで、4K解像度やバーチャルリアリティの映像といった大容量データを転送します。また通信開始までの接続時間は 2msec 以下と大幅に短縮しました。これにより改札ゲートソリューションなど、新たなユースケースの創出も検討しています。
ところで、TransferJet Xに準拠した SoC(System on a Chip)については、高速近接無線技術研究組合(所在地: 東京都港区)にて開発が完了しました。
また、5月25日より東京ビックサイトにおいて開催されますWIRELESS JAPANにおいて、同上技術を展示いたしますので、ご来場のほど、よろしくお願い申し上げます。
【主な仕様】
*TransferJet および TransferJet ロゴは、TransferJet コンソーシアム がライセンスしている商標です。
* 団体の詳細についてはホームページをご覧ください。
TransferJet コンソーシアム: http://www.transferjet.org/ja
[本件に関する問合せ先] 一般社団法人 TransferJet コンソーシアム E-mail: tjc-sec@members.transferjet.org