Kiyo to-bo株式会社（本社：京都府京都市、代表者：清水大介）（https://kiyotobo.jp）は、2011年より生活に寄り添う清水焼ブランド『トキノハ』を展開し、実店舗とオンライン販売を通して「陶芸と共にある生活」を提案してきました。この度オープンした『TOKINOHA Ceramic Studio』では、「作り手と使い手の距離をもっと近く」をコンセプトに、訪れた方々が陶芸を肌で感じ、体験し、五感で味わえる新しい空間をご用意致しました。単に「器を売る・買う」の販売店を超えて、陶芸の奥深さを全身で味わって頂き、「作る」についての新たな発見を持ち帰っていただけるような、そんなユニークな体験をご用意しています。
 

 

 

会員専用ギャラリー

手間はショップスペース、奥は工房空間

【TOKINOHA Ceramic Studio 5つの特徴】
●目で見て、肌で感じ、学ぶ。素材を感じるショップ空間

TOKINOHAの器を扱うショップ空間。清水焼の産地ならではの購入体験が可能なスペースを目指し、器の原料や製造工程、職人が器を作る工房内部を直接覗くことのできる設計になっています。

●ものづくりのイメージを一新する。新時代の工房

ものづくりの工房は閉鎖的で雑然としている、そんな従来のイメージを払拭するために明るく開放的な工房空間をデザインしました。

●職人と語らいながら。「たったひとつ」の器をオーダー

TOKINOHA Ceramic Studioの２階には、会員限定の特別な空間をご用意。これまでTOKINOHAで実験を重ね、アーカイブしてきた５００点以上の器が並びます。会員の方々は、職人と丁寧な対話を重ねながら、それらの色や形を組み合わせ、自分だけの器をセミオーダーすることができます。

●器をインスピレーションに食をデザイン。味覚で味わう陶芸メニュー

TOKINOHA Ceramic Studio内に設けたフードスタンドには、陶芸にまつわるストーリーを味に翻訳した、オリジナルメニューが並びます。陶芸スタジオならではの「器を味覚で味わうためのフードメニュー」を是非ご堪能下さい。

●あらゆる「作りたい」に寄り添う。多種多様な陶芸プログラム

趣味として気軽に陶芸を始めたい方や、本格的に陶芸職人を目指したい方々に向けた「継続プログラム」。京都観光がてらに手軽に体験できる「1DAYプログラム」の２種類をご用意。1DAYプログラムでは、根強い人気の「ろくろ体験」や、その場で釉薬を選びうつわを焼きあげる「楽焼体験」など、未来の作り手から観光の方々まで、様々なニーズに寄り添うプログラムをご用意しています。
 

【作るの想いに出会う場所】

「生活に寄り添う器」を提供する『TOKINOHA』。「器をつくる・つかう・買う」が一つの場所で体験可能な『HOTOKI（ホトキ）』。料理のプロフェッショナルに向けてフルオーダーで器をあつらえる『素—siro』。陶芸の作り手と買い手を繋ぐオンラインプラットフォーム『ソーホー』。

Kiyo to-bo株式会社として、多岐にわたる事業を手がけてきた清水大介ですが、全てに通底するのは「陶芸をサスティナブルな仕組みへと育てる」という願いです。陶芸という文化をアップデートし、より良いかたちで未来に繋いでいくために。職人、流通、産地の新しい形を、多様な事業を通し模索しています。

この度オープンしたTOKINOHA Ceramic Studioは、そんな清水の陶芸に対する想いが詰まった空間です。作るにまつわる様々な物語を全身で感じ、触れることができるもの・できないものを通して、みなさんが「作る」に新たな想いを馳せてくださるよう願っています。


【今後の展望】

陶芸を知り、感じ、味わい、体験するというコンセプトで、食材を陶芸に使われる釉薬に見立てた「釉薬を味わう茶会」や、味覚を通して器作りの工程を擬似的に味わう「CLAY EAT PROJECT」など、陶芸と食の実験的なコラボレーションイベントも完全予約制で開催予定です。また、より「作る」を身近に感じていただくためTOKINOHA Ceramic Studio内の隅々までご覧いただける工房見学も開催して参ります。

TOKINOHA Ceramic Studioがお客様と共創していく場であるように、さまざまな着眼点の新しい企画をご用意いたします。

 

【施設情報】

TOKINOHA Ceramic Studio
〒607-8322 京都市山科区川田清水焼団地町8-1
OPEN ｜ 10:00-18:00
CLOSE ｜ Tuesday
TEL ｜ 075-632-8722
MAIL ｜ info@tokinoha.jp
WEB ｜https://tokinoha.jp


【TOKINOHA Ceramic Studio 外部協力者】

＜クリエイティブディレクション＞
廣田晴樹　廣田友香（INFLORESCENCE）
＜グラフィックデザイン＞
加藤啓太郎
＜WEBデザイン＞
石明子
＜写真＞
中島光行
＜ビジネスプロデュース＞
森永琢馬
＜設計＞
櫻井由子（HEZERAF.LLC）
＜施工＞
中村淳 中村学（有限会社大工中村屋）
＜フード＞
北島竜樹（neutral）