チョコレートプラネット、経験談を語る。 診断されるまで知らなかった、“鼻茸”ってなに?
8月7日は“鼻の日”。サノフィが運営する疾患情報サイト 「アレルギーi」 にて、WEB動画 「チョコプラのハナのハナシ」 を公開中
鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎の治療薬を販売している、サノフィ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:岩屋孝彦、以下「サノフィ」)は、8月7日の“鼻の日”にあわせ、疾患啓発を目的とした4本のWEB動画「チョコプラのハナのハナシ」を公開しました。 当動画には、地上波テレビ番組の企画で、鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎である診断を受けたチョコレートプラネットの長田庄平さんと、相方の松尾駿さんが出演しています。
鼻に関連する疾患や健康管理の重要性を考える機会である“鼻の日”に向けて、7月29日から動画配信をスタートしました。本日新たに2本の動画を配信し、当キャンペーンの全ての動画が公開されました。サノフィは、当動画を通じて、日常では重症化に気づきにくい鼻茸の症状などを啓発し、専門医受診の必要性を訴求します
サノフィの公式YouTubeチャネル(https://www.youtube.com/channel/UCTgtKBcr1EOYQkw0oTCSy4w)でもショートバージョンを公開中です。
- “鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎”とは?
▼ 鼻茸のイメージと鼻内写真
鼻茸(はなたけ)は、鼻の粘膜にできる肉質の増殖性病変で、鼻ポリープとも呼ばれています。「鼻茸(鼻ポリープ)」と聞いて、「鼻にポリープができるなんて⁉」と思う方が多いかもしれませんが、慢性副鼻腔炎(蓄膿症)のうち難治性の場合、ポリープ状の“できもの”が鼻の中にできるケースがあります。
慢性副鼻腔炎の患者さんの10~20%、日本人のおよそ20万人に鼻茸があるといわれており(i,ii)、なかでも、難治性の慢性副鼻腔炎が要因の場合、鼻の両側に鼻茸が多くできやすいため、手術で取り除くことが必要です。
鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎の症状は、鼻閉、鼻水、嗅覚障害、頭痛などです。しかし、それらの症状があっても、一般的な鼻炎や花粉症との区別が付きにくく、患者さんもその症状に慣れてしまい、専門的な治療に至らないことも多い現状です。
症状が持続すると、患者の健康関連 QOL(生産性や日常生活動作などの複数の項目で評価する指標)が損なわれ(iii,iv,v)、食事が楽しめなくなったり、睡眠不足や疲労が生じたりする場合があります。
また、鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎の患者さんの多くが喘息にも苦しんでおり、これら患者さんにみられる喘息の多くはより重症で、治療が困難です。鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎のうち、好酸球性副鼻腔炎は指定難病に指定されており、一定の基準を満たす患者さんは、医療費の助成を受けることができます。
- WEB動画 概要
公開サイト:疾患情報サイト 「アレルギーi」(https://www.allergy-i.jp/interview/chocolate_planet.html)
1本目 発症後約10年間のエピソード動画
鼻汁や鼻閉の症状が続き、においがわからないまま、約10年間生活を続けていたそうです。患者さんが対峙する実生活上の弊害がイメージできる動画です。
2本目 診断を受け、専門治療を開始した際のエピソード動画
「鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎」と診断されましたが、手術のためには仕事を10日程休まなければならず、手術を先延ばしにしたそうです。その一方で、症状は進行していきます。
3本目 通院と手術時のエピソード動画
このままでは嗅覚が戻らない可能性もあると専門医から診断を受け、手術を決意しました。当時の心境をお話いただきます。
4本目 手術後の生活と、現在の通院状況についての動画
家族との食事や会話、仕事、歌を歌う際など、術後の変化は様々な場面で生じました。一連の経験で感じた、専門治療の重要性を語っていただいています。
- チョコレートプラネット プロフィール
- アレルギーiとは
「鼻づまり、匂いがわからないでお悩みの方へ」のページでは今回制作されたWeb動画はもちろん、嗅覚状態のセルフチェックが可能なツールや専門家のお話、相談できる専門医検索など、たくさんの情報が随時更新され、掲載されています。詳しくは以下のURLをクリック、内容ご参照ください。
URL:https://www.allergy-i.jp/hanadumari/
- サノフィ株式会社とは
日本法人であるサノフィ株式会社の詳細は、http://www.sanofi.co.jp をご参照ください。
- 参照元
ii 萩野敏, et al. 耳鼻臨床. 1991;補41:113-121
iii Khan A, et al. The GALEN sinusitis cohort: impact on quality of life in patients with chronic rhinosinusitis with nasal polyps (CRSwNP):1536. Allergy: European Journal of Allergy and Clinical Immunology 70 (2015): 282-83. [Epub ahead of print].
iv Kumar K, Shah A. Effect of Nasal Polyposis on Nocturnal Sleep Disturbances, Daytime Sleepiness, and Sleep Specific Quality of Life :Disturbances in Patients Presenting with Allergic Rhinitis - Abstract 46. Annals of Allergy, Asthma and Immunology. 2014 Nov;113(5)A17.
v Radenne F, et al. Quality of life in nasal polyposis. J Allergy Clin Immunol. 1999 Jul;104(1):79-84.