プレスリリース

2021年6月9日 11時06分

株式会社アルガルバイオ

株式会社アルガルバイオ経営体制強化のお知らせ

組織

~フードテック、ウェルネス、ビューティー向け微細藻類を開発~研究から開発ステージへ移行で、「藻類」による「共生・循環型社会」の実現を更に加速

「藻類の研究開発で、人々と地球の未来に貢献する」をスローガンとして、ユニークな藻類開発を進める株式会社アルガルバイオ(本社:千葉県)は、経営体制及びコーポレート・ガバナンス強化を目的に、下記の通り、役員人事を決定しましたのでお知らせ致します。

(写真左から)取締役CSO 竹下毅、代表取締役社長 CEO 木村周、取締役 CRO・CTO 安井強(写真左から)取締役CSO 竹下毅、代表取締役社長 CEO 木村周、取締役 CRO・CTO 安井強

 

<新経営体制>
2021年5月21日の定時株主総会ならびに取締役会において下記の役員人事を決定しました。

代表取締役社長 CEO 木村 周  
取締役CRO・CTO 安井 強        
取締役CSO 竹下 毅
取締役(社外) 井出 啓介※
監査役(社外) 片田江 舞子※

※(株)東京大学エッジキャピタルパートナーズ(以下、UTEC)


■背景
当社は、2018年3月に東京大学発ベンチャーとして竹下毅が創業しました。「大学の藻類研究を、広く社会のために役立てたい」という創業者の想いから、これまで様々な企業や大学等の方々と、ウェルネス、フードテック、ビューティーといった人々の食と健康に資する藻類の共同開発を続けて参りました。
創業4年目を迎え、研究から開発へと企業ステージが進化させ、更なる事業成長を見据えた組織構築とコーポレート・ガバナンス強化のために、今回の役員人事を行いました。

今回の経営体制強化について、創業以前より当社を支援頂いているUTECパートナーであり、当社取締役の井出啓介氏より以下コメントを頂戴しています。


井出啓介(取締役)コメント
「UTECは、創業以前から竹下氏の研究の事業化に向けてと伴走して参りましたが、2018年の創業以来3年間、アルガルバイオは大企業顧客との受託研究・共同開発を中心として着実に成長を遂げてきました。創業4年目となる今期からは研究という枠組みを超えて、いよいよ開発へとその事業ステージが進化するところまで参りました。
更なる企業価値向上に向け、経営幹部3名の役割分担を明確化させ、経営の舵取りをフードテック事業経験のある木村氏が、創業サイエンティストである竹下氏は会社の基盤となる研究の拡充を、そして事業開発を担ってきた安井氏が対顧客の営業・製造・開発を管掌する体制へと、経営体制を強化することとなりました。
この経営体制強化を機に、これまで以上にアルガルバイオが目指す「藻類の研究開発で、人々と地球の未来に貢献する」社会の実現をUTECとしても全力で支援して参ります。」


■新任取締役のコメント及び略歴
木村 周(代表取締役社長CEO、Chief Executive Officer

【略歴】 三井物産株式会社にて主に「食と農」「健康」領域での事業投資・経営に携わる。米国駐在中に代替タンパクベンチャーBeyond Meat社への出資参画(取締役会オブザーバー)等フードテック領域での海外事業経験も豊富。2020年当社COOに就任。一橋大卒【略歴】 三井物産株式会社にて主に「食と農」「健康」領域での事業投資・経営に携わる。米国駐在中に代替タンパクベンチャーBeyond Meat社への出資参画(取締役会オブザーバー)等フードテック領域での海外事業経験も豊富。2020年当社COOに就任。一橋大卒

「『地球が足りない』。仮に世界中の全ての人々を支えるのに地球2.8個分の資源が必要だと言われています。アルガルバイオは、東京大学発ベンチャーとして創業以来「藻類の研究開発で、人々と地球の未来に貢献する」をスローガンに、藻類に秘められた可能性を引き出し「消費型」社会から「共生・循環型」社会の実現を目指して参りました。そんなより良い社会を次世代に繋いでいきたい、創業4年目を迎え、この創業以来の「夢」を「カタチ」にするステージへと我々アルガルバイオは進化を続けております。志を同じくする仲間と共に、藻類の可能性を「カタチ」にする、ベンチャー企業らしい挑戦を続けて参ります。」


安井 強(取締役CRO・CTO、Chief Revenue Officer・Chief Technology Officer

【略歴】 出光興産株式会社にて研究開発・新規事業開発など一連のイノベーション領域を担当。アグリ・バイオ関連4社で取締役、監査役を歴任。2019年当社事業開発部長に就任。信州大学大学院 修士(工学)、早稲田大学大学院(MBA)【略歴】 出光興産株式会社にて研究開発・新規事業開発など一連のイノベーション領域を担当。アグリ・バイオ関連4社で取締役、監査役を歴任。2019年当社事業開発部長に就任。信州大学大学院 修士(工学)、早稲田大学大学院(MBA)

「様々なお客様と接する中でSDGs、ゼロ・エミッションなど持続可能な社会の実現に向けて、「藻類」に対する期待が高まっていると強く感じております。これからのアルガルバイオは、東京大学での研究を元に、いよいよ事業ステージへと開発を進めていきます。当社は藻類の産業化を目指していますが、これには事業化の加速推進と、基盤となる研究開発の深化を両立させる必要があります。この夢のある大きな課題に、素晴らしい仲間と共に挑戦していきたいと思います。」
 


竹下 毅(取締役CSO、Chief Scientific Officer

【略歴】 東京大学特任研究員を経て、2018年3月に株式会社アルガルバイオ創業。東京大学大学院 博士(生命科学)【略歴】 東京大学特任研究員を経て、2018年3月に株式会社アルガルバイオ創業。東京大学大学院 博士(生命科学)

「『藻類研究を社会に役立てたい!』という強い想いから、2018年に当初はわずか3名の技術スタッフと共にスタートしたアルガルバイオは今年4年目を迎えました。今では20名以上の同じ志を持つ仲間と出会うことができ、会社は着実に成長してきていると感じています。そんな中で、企業ステージを更に一段あげて、創業の想いをより早く実現させるために、CEOのバトンを木村にリレーします。私自身も、引き続き研究者として当社の基盤となるサイエンスの探求、そして創業者として藻類の魅力を世界に伝えるエバンジェリストとして、アルガルバイオの熱き志を発信し続けて参ります。」

 

 

■アルガルバイオについて
「藻類の研究開発で、人々と地球の未来に貢献する」をスローガンに掲げたアルガルバイオは、『藻類』の可能性を解き放つ研究開発で、社会課題を解決し、世界No.1のクリーンテックカンパニーを目指します。

 


2050年には世界人口が90億人になると推定され、人類は様々な自然資源を「消費」し、地球の環境を脅かし続けています。未来につながる持続可能な社会を実現するためには、「消費」から「循環・共生」への転換が急務となっております。この社会課題を解決することが出来る手段の一つが「藻類」です。
アルガルバイオは、東京大学の20年以上の研究資産としての藻類株ライブラリーをベースに、育種・培養技術を組み合わせて、人々の健康や食糧・エネルギー問題に対する解決策を提案し、「循環・共生型」社会の実現に向けた事業を展開しております。

<沿革>
2018年3月  株式会社アルガルバイオ設立(本社:東葛テクノプラザ)。
2018年4月  シード資金調達(0.4億円)
2018年10月 東大柏ベンチャープラザに研究所を開設。
2019年4月  培養技術センター開所(柏市船戸)
2019年7月  公益財団法人ひまわりベンチャー育成基金「2019年度助成事業」交付
2019年11月 シリーズA資金調達(4億円)
2019年11月 Forbes Japan”200 SUPERSTAR ENTREPRENEURS”選定
2020年5月  NEDO「シード期の研究開発型ベンチャーに対する事業化支援助成金」採択
2020年11月 Forbes Japan”200 SUPERSTAR ENTREPRENEURS”に2年連続選定

<会社概要>
企業名 株式会社アルガルバイオ (Algal Bio Co., Ltd.)
代表者 代表取締役社長 木村 周
本社所在地 〒277-0882 千葉県柏市柏の葉5-4-6
設立 2018年3月
事業内容 藻類及びその成分の研究開発、生産及び販売
URL https://algalbio.co.jp/

 

<本件に関するお問い合わせ>
株式会社アルガルバイオ  担当:八巻(やまき)、石塚
Tel:04-7138-6207
E-mail:info@algalbio.co.jp
URL :https://algalbio.co.jp/