プレスリリース

  • Webメディア 1

2020年7月9日 17時00分

株式会社 京王エージェンシー

京王エージェンシーとジーニーが業務連携 広告価値の可視化に向けた実証実験を開始

コンピュータ

〜京王井の頭線 下北沢駅と吉祥寺駅にて、2020年7月より〜

株式会社京王エージェンシー(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:岡村達矢、以下京王エージェンシー)は、株式会社ジーニー(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:工藤智昭、以下ジーニー)と業務連携し、デジタル広告効果の可視化、新しい広告配信手法の検証を目的とした実証実験を2020年7月より開始いたしました。

 

■背景と目的

 2019年度のデジタルサイネージ市場規模は、前年度比122.4%の2,840億円の見込みです。市場は今後も増加傾向が続く見通しで、2024年度には4,180億円まで成長すると言われています。(※1)
 このたび京王エージェンシーとジーニーは、OOHメディア等の広告の新しい価値を計測するため、シナラシステムズジャパンが提供するWi-Fiアクセスポイントなどのデータを活用して実証実験を行います。
 これにより、デジタルサイネージの広告視認可能者数や属性を推定し、各広告の価値を算出することが可能となります。

※1 出典元:株式会社矢野経済研究所 プレスリリース 2020年4月13日
https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/2400


■「広告価値の可視化」に向けた実証実験について

 今回の実証実験は、京王井の頭線下北沢駅のデジタルサイネージ「下北沢K-DGボード」と京王井の頭線吉祥寺駅の「吉祥寺K-DGボード」で行います。
 該当のデジタルサイネージにWi-Fiスポットを設置し、個人を特定できないように匿名化を施したユーザーデータを分析します。これによって対象のデジタルサイネージの広告視認可能者数やその属性の推定が可能になります。
 また、より自由度の高い配信指定にも対応できる広告配信プラットフォームを目指し、オーディエンスの属性に合わせた広告商品や、プログラマティック配信など広告主のニーズに柔軟に応えられる手法の検証も行います。

【実証実験の概要】

◇期間 実証実験開始:2020年7月から順次
◇対象媒体
・京王井の頭線 下北沢駅:下北沢K-DGボード
・京王井の頭線 吉祥寺駅:吉祥寺K-DGボード

 ▼下北沢K-DGボード

 

▼吉祥寺K-DGボード


◇Wi-Fiによる集計データ:人数、性別、年齢、居住地(統計データ)
◇実証実験 連携各社の役割
・株式会社京王エージェンシー:実証実験主体会社
・株式会社ジーニー:広告配信プラットフォームの開発
・シナラシステムズジャパン株式会社:位置情報プラットフォーム提供、統計的な処理によって十分に匿名化を施した当該データの提供
・協力;京王電鉄株式会社 設置場所及び、電源の提供

これからも京王エージェンシーとジーニーは、業界全体の発展につながる、より良いサービスを提供してまいります。

■京王エージェンシーについて

 京王エージェンシーは、「すべての人を、最高のアイデアで、幸せにする」という企業理念のもと、効果的な広告事業はもとより、広告の枠を超えたコミュニケーション全般に及ぶ先進的な商品、サービスを提供する総合広告代理店です。

<会社概要>
代表者:代表取締役社長 岡村 達矢
本社:東京都新宿区西新宿2-4-1 新宿NSビル23階
設立:1986年12月
事業所:本社、フォトスタジオ(方南町)、聖蹟桜ヶ丘分室、笹塚広告センター、多摩広告センター
事業内容:総合広告代理業、サイン&スペースデザイン、媒体管理業務
URL:https://www.keio-ag.co.jp/

■ジーニーについて

 ジーニーは、創業以来デジタルマーケティングの領域で培ってきたアドテクノロジーやビジネス開発のノウハウを、デジタルサイネージの分野でも積極的に展開しています。
 「テクノロジーで新しい価値を創造し、クライアントの成功を共に創る」というミッションのもと、企業の収益拡大・生産性向上など様々な課題解決につながるソリューションを開発・提供するマーケティングテクノロジーカンパニーです。

<会社概要>
代表者:代表取締役社⾧ 工藤 智昭
本社:東京都新宿区西新宿6-8-1 住友不動産新宿オークタワー6 階
設立:2010 年4 月
資本金:1,545百万円(連結、2020 年3 月末現在)
従業員数:264 名(連結、2020年3 月末現在)
海外拠点:シンガポール、ベトナム、インドネシア、タイ
事業内容:マーケティングテクノロジー事業
URL:https://geniee.co.jp/