プレスリリース

2021年5月10日 10時00分

サンフロンティア不動産株式会社

【サンフロンティア不動産】「森のでんき」でカーボンニュートラルを実現/4棟目「Biz-ark日本橋」へ導入

建築

環境クレジットを利⽤して神奈川県⼭北町三保⼭林の保全を⽀援

東証⼀部上場のサンフロンティア不動産株式会社(代表取締役:齋藤清⼀、東京都千代⽥区、以下サンフロンティア不動産)は、森林由来の環境クレジットを利⽤した「森のでんき」を同社のリプランニング(不動産再生)物件「Biz-ark日本橋」へ導⼊した。 これにより、「森のでんき」を導入したカーボンニュートラルビルは計4棟、二酸化炭素排出量換算で、年間想定約81トン分のカーボンニュートラル実現となる。

 

「森のでんき」を新たに導入した「Biz-ark日本橋」エントランス「森のでんき」を新たに導入した「Biz-ark日本橋」エントランス

エントランスホールエントランスホール

  • ​​「森のでんき」の仕組み
サンフロンティア不動産株式会社(東京都千代⽥区、代表取締役社⻑:齋藤清⼀、以下「同社」という)は、2020年12⽉より、法⼈向けエネルギー調達、再エネ電⼒推進を⽀援する株式会社⽇本省電(JEE)が調達する森林由来の環境クレジットを利⽤した「森のでんき」を、同社が⼿掛けるリプランニング(※1)(不動産再⽣)物件への導⼊を開始。「森のでんき」を導⼊したオフィスビルでは、使⽤する電気について、100%カーボンニュートラル(CO₂排出ゼロ)を実現している。

「森のでんき」は、同社が⼿掛けるリプランニング物件の新たな付加価値創出の取り組みのひとつとして導入を推進しており、今回、新たに「Biz-ark日本橋」(東京都中央区)に追加導⼊され、「森のでんき」で100%カーボンニュートラルを実現したビルは計4棟となり、二酸化炭素排出量換算で、年間想定約81トン分に相当する。
ビルの⼊居テナントにおいては、ビルに⼊居するだけで森林保全への参画が可能となり「森のでんき」を利⽤しカーボンニュートラルで事業を⾏っていることについて温対法への報告にも活⽤できる仕組みである。

「森のでんき」導入物件に掲げるエンブレム「森のでんき」導入物件に掲げるエンブレム

※1 リプランニングは、サンフロンティア不動産が手掛ける不動産再生事業を指す登録商標
 
  • リプランニング物件「Biz-ark日本橋」

再開発と歴史が息づく温故知新の街、日本橋エリアに新たなセットアップオフィス(※2)として誕生。都営新宿線【馬喰横山駅】から徒歩3分、都営浅草線【東日本橋駅】から徒歩4分と、周辺では徒歩7分圏内に5駅利用可能な立地で、都内主要エリアへのアクセスが容易な利便性の高い物件である。2020年9月に1棟フルリノベーションを施し、窓面が広く明るく開放的な空間の活用と、存在感のある都会的で洗練された印象のある物件へと生まれ変わった。

フロアサインフロアサイン

エレベーターホール(5F)エレベーターホール(5F)

ラウンジ・会議室(5F)ラウンジ・会議室(5F)

執務エリア(5F)執務エリア(5F)

【物件概要】
■物件名
Biz-ark日本橋
■所在地
東京都中央区日本橋富沢町12-8
■アクセス
都営新宿線 馬喰横山駅徒歩3分
都営浅草線 東日本橋駅徒歩4分
JR総武線快速 馬喰町駅徒歩4分
東京メトロ日比谷線 小伝馬町駅徒歩5分
都営浅草線 人形町駅徒歩7分
■構造
鉄筋コンクリート造/新耐震
■竣工
1994年9月

【物件詳細情報】
サンフロンティアの賃貸
https://search.sunfrt.co.jp/building/13257/

※2 通常の賃貸オフィスは、間仕切りなどが何もないスケルトンの状態で賃貸され、入居テナントが自己費用で、内装工事、電気設備工事、什器の購入など、大掛かりな準備をしなければならない。一方、セットアップオフィスは、受付や応接室などの設営や、執務エリアにデザイン性の高い内装工事が施され、設備や什器などの一部があらかじめ設置された状態で貸し出されるオフィスであることから、テナントの負担が大きく軽減されるオフィスとして好評を博している。同社は、2013年からセットアップオフィスの供給を開始し、累計約600区画のセットアップオフィスを供給している。(2021年3月末)
 

  • リプランニング物件担当者コメント

日本におけるCO2排出量の約3分の1を建設業が占めると言われており、関連性の高い不動産事業者である私たちがCO2の排出抑制に努めることは喫緊の課題です。当社ではCO2排出抑制の一環として老朽化したビルを再生させることで、サステナブルな社会の構築を目指しており、この度「森のでんき」を新たに採用することで、建設時のみならず、ビルの稼働中においてもCO2を削減してまいります。私たちサンフロンティア不動産は、ご入居者様に「快適なオフィス空間」のみならず、カーボンニュートラルの実現という「誇り」と「社会的意義」をご提供させていただくことで、ご入居者様の成長を加速させる企業でありたいと考えております。

(サンフロンティア不動産株式会社 リプランニング事業部 課長代理 林 哲也)
 

  • 「森のでんき」担当者コメント

エネルギー分野での環境の取り組みとして、再生可能エネルギーへの注目、関心が高まっています。一方で、今回の森林由来の環境クレジットのようにCO2吸収という手段があるということや、中小規模のビルでも環境への取り組みが出来ることを、まずは当社のリプランニング物件を通して世の中へ示していきたいと考えています。単純に電力を購入するだけでなく、森林のある地域の活性化にもつながっていきますので、これからも着実に導入事例を増やし、認知を高めるため絶えず発信し続けて参ります。



(サンフロンティア不動産株式会社 リプランニング事業部企画開発グループ 課長代理 猪俣 俊輔)

  • サンフロンティア不動産とは

サンフロンティア不動産株式会社は、東京都⼼部における中⼩型オフィスビルの再⽣と活⽤を中核とした事業を展開しております。「利を求むるに⾮ず、信任を求むるにあり」「お客様視点を貫き、お困りごとを解決する、期待以上で応える!」という事業⽅針のもと、ビルの仕⼊から企画・開発、テナント⼊居、そして販売とその後のサポートに⾄るまで⼀貫した不動産サービスを通じ、“世界⼀お客様に愛され、選んでいただける不動産会社”を⽬指しております。

【会社概要】
会社名:サンフロンティア不動産株式会社
代表取締役社⻑:齋藤 清⼀
設⽴:1999年4⽉
URL:https://www.sunfrt.co.jp/